なぜ合成洗剤は肌に悪いのか?

ホエール

2012年12月05日 13:39

ニキビ肌にも良くないし、アトピーの原因ともいわれているのが合成洗剤です。

なぜ、合成洗剤を使うとニキビやアトピーの肌に良くないのでしょうか。

それは、合成洗剤を使うと肌の表面を覆っている皮脂膜を綺麗に洗い流してしまうからです。

皮脂膜とは、ひとことで説明すると、肌のバリア機能です。

この皮脂膜は皮脂腺から出る皮脂と汗と分泌型IgAでできており、体の表面を薄いあぶらのような膜で被っています。肌が水を弾くのはそのためです。

この皮脂膜で、肌を細菌やウィルスや紫外線などの外敵から守っているのです。

つまり、合成洗剤を使うとバリア機能が失われるため、肌の病気になりやすいというわけなのです。

人間の肌は犬のように毛で覆われえいるわけでも蟹のように甲羅で覆われているわけもなく、丸裸に見えますが、実は、透明で見えないバリアで覆われているのです。

肌の健康のために、皮脂膜という目に見えない鎧のことを忘れないようにしたいものです。

結論として、合成洗剤は肌に悪いので、アトピーになったり、おでこニキビ、鼻ニキビができても皮脂膜を落としすぎないように合成洗剤を使わないようにすることです。


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